FXの手法の1つに、両建てがあります。買いと売りの両方のポジションを保有して、お金を稼いでいく訳です。ただ金融業者によっては、両建てを禁止していることがあります。その場合、動きが似ている外貨を2つ以上保有してみると良いでしょう。

下落でも上昇でもお金を稼げる両建て

株などの取引ですと、基本的には買い注文を出す事になります。売り注文ではなく、原則として買いに限定されるのです。
買い注文の場合は、もちろん株価などが上昇してくれた時に利益が発生します。ですから買い注文の取引は、価格が上がりそうなタイミングで取引することになるのです。という事は、下落トレンドではお金を稼ぎづらくなってしまうでしょう。
ところがFXの場合は、下落相場でも比較的簡単にお金を稼ぐ事ができます。FXなら、売りから入れるからです。ですから人によっては、買いと売りの両方のポジションを保有している事もあります。両方のポジションを保有していれば、上がっても下がってもお金を稼げるからです。その買いと売りの両方のポジションを持つ手法は、両建てと呼ばれます。

簡単に両建て取引できるFXと業者による規制

FXという商品の場合、比較的簡単に両建てすることができます。株式投資の場合、そうではありません。一応は信用取引という方法もありますが、かなりハードルは高くなります。信用取引の口座を開設するのは、簡単ではありません。ですがFXなら、簡単に空売りを仕掛けることができます。
ただ1つ注意を要するのは、FXの業者によっては両建てが禁止されています。色々と合理性などの問題があり、売りと買いの2種類のポジションは保有できない状態になっている訳です。たとえその2つのポジションを保有しようと試みても、システム上でエラーになってしまいます。

動きが似た外貨で両建て取引する

ところでFXで取引する外貨には、色々あります。オセアニア外貨やヨーロッパの外貨がありますが、地域的に近い外貨は値動きが似ているのです。
例えば豪ドルとニュージーランドドルなどは、かなり動きが似ています。豪ドルが上昇基調になっている時は、後者のニュージーランドの外貨も上昇基調になるケースが多いです。
ですからその2つの外貨で取引すれば、実質的には両建てにすることができます。上記のように両建て禁止にしている業者でも、動きが似ている外貨で取引する分には、エラーになる事はありません。FXで両建ての取引をしたい時は、動きが似ている外貨に注目してみると良いでしょう。